ヒアルロン酸

ヒアルロン酸とコラーゲン

美容成分として知られるコラーゲンとヒアルロン酸は、アンチエイジング効果や美肌効果があるとしてしばしば一緒に取り上げられます。
その影響もあって、名称は異なるけれど同じ種類の物質だと誤解している人もいるようです。

間違わないために、コラーゲン、そしてヒアルロン酸に関して、いま一度思い出してみてください。
ヒアルロン酸について言えばアミノ酸で有名なムコ多糖の中の一つです。
コラーゲンについては毛髪、皮膚、腱(けん)や骨などを構成しているタンパク質類に属します。
ヒアルロン酸はムコ多糖類なので単独で体内に留まることはできず、タンパク質であるコラーゲンは保水性に欠けています。
それゆえに、タンパク質とムコ多糖は融合して細胞と細胞の間を居場所としています。
ヒアルロン酸が持つ性質といえば、高い保水効果が期待できることです。
人間の体の約60〜70%を占める水分のうち、血液の他の成分はほとんどがヒアルロン酸などのムコ多糖の働きで蓄積されています。

そして、コラーゲンについては皮膚に関連付けて紐解くとわかりやすいでしょう。
皮膚表面のすぐ下にある真皮層は、水分以外の7割ほどがコラーゲンと言われています。弾力性の高い繊維のようなコラーゲンは細胞同士を結合させる働きをします。
加えて、繊維の形状をしたコラーゲンの間にもヒアルロン酸が侵入し、水分が減らないようにしています。
ヒアルロン酸の含有量が高い食品を見つけるのは大変ですが、コラーゲンについては鶏手羽先、さらにシラスや牛スジなどにも入っています。付け加えると、非常に高価な食材であるフカヒレやツバメの巣もコラーゲンを豊富に含む食べ物として知られています。
年齢とともに減少してしまうコラーゲンやヒアルロン酸の量をキープするのは、老化による衰えを防ぐために役立ちます。